新米パパ「ぼぼぶろぶ」の日記

30代前半、新米パパの普段感じたことなどをそこはかとなく

息子が生まれた日のこと②

息子が生まれた日のことの続きです。

 

1回目に陣痛がきて一度病院に行きましたが、子宮口がまだ開いていないとのことで一度病院から帰宅しています。

そのときに陣痛が5~10分間隔になり、話せなくなるくらい痛くなったら電話するように言われました。

 

さて、帰宅したのが早朝の4時。妻はそこからのんびり自宅で過ごしておりました。

朝食・昼食・夕食、すべて普通に食べていました。

 

陣痛はとても大きな痛みはないものの、日中は定期的に陣痛が来ていたようです。ただし、そこまで短い間隔ではないこと、耐えられないほどの痛みではないことから、ずっと我慢していたとのことでした。

 

そして、夜になったら痛みの強さが増してきたようでした。ときどき声をあげるくらいの痛みだったようです。

私も腰をさすったり背中のつぼを押すをマッサージをしたりなんとか痛みが和らぐようにつとめました。腰や背中をさすると少しはましになるようです。

 

でも、まだ話せるねということでしばらく我慢。

痛みは15分間隔で来るし、なんとか話せるけれど声もあげて苦しそうにしている妻を見るのはつらかったです。

 

「がんばれ」と応援

「あと少しだからね」と励まし

「力抜いて」と助言

「痛いよね」と共感

 

何が正解かは分かりません。

「あと少しだからね」と言ったら、「あとどれくらい我慢すればよい?」と聞かれました。いつまで続くか分からないつらさはあるのだと思います。

本当は病院に電話しようと言ってあげたいけれども、まだ話せるくらいでなんとか耐えられるという妻。

見守ることしかできません。

 

ちなみに、このときお風呂に湯を溜めて入っていました。水の中だと重力を感じず、また体をあたためると少し痛みが和らぐみたいです。

ただし破水した場合は入れないなどもありますので、お医者さんや助産師さんに確認したうえで、入浴するのが良いと思います。

 

さて、この状態が3時間くらい続きました。

そして夜中の2時くらいにこれまでより強い痛みがきたということで、病院に電話し改めてタクシーで向かいました。

すでに一度リハーサルもしているのでお手のものです。夫としてはなるべく冷静に。

 

分娩室で調べてもらったところ、子宮口は6センチ開いていました。

これくらい開いていたら待機しましょうということで、そのまま分娩室に。

(全開だと10センチだそうです。でもそこからも1時間くらいかかるらしい。)

妻はよくここまで頑張ったなと思います。

 

ひととおりの説明をうけたあと、私は入院する部屋で待機していました。この時は朝の5時。初産だからここから数時間かかかると言われました。

 

家が近いので一度帰宅して生まれるときにまた呼ぶということもできると言われました。

しかし、なにかあったら駆けつけたり、ときどき顔を見に行ったりとそばで支えたい気持ちもあり、待機することにしました。

流石にこの日は仕事は有休を取得。

 

いよいよかぁと思いながら、生まれるまでの時間過ごしていました。

そしてここからが長かったです。

産科の病院に来たのが朝の4時。

分娩室で説明を受けたのが朝の5時。

そして生まれたのが、夜の10時です。

 

かかったのがおよそ17時間。良く頑張ってくれたと思います。